こんにちは。
今日は時間管理についてお話します。
- 「新しいスキルを身につけたい」
- 「仕事以外の時間をアクティブに過ごしたい」
- 「ゆっくりした時間を過ごしたい」
日頃こんな風に思うことも多いと思います。
「でも忙しくてなかなか時間がとれない・・・・」
とあきらめてしまいがち。
とくに20代後半から40代女性は「家事」「子育て」「仕事」に追われて中々自分の時間を作れないのではないでしょうか?
どんな人だろうと1日は24時間と決められています。
計画性がなければただただ日常は過ぎ去っていきます。
時間の使い方=人生
といっても過言では無いくらい時間の使い方次第で人生が変わります。
にもかかわらず、時間の使い方には「無頓着」の人も多いはず。
そこで意外と知られていない、
「人生を豊かに過ごす時間の過ごし方」
についてお話したいと思います。
また、お子さんには
「計画性を持って行動して欲しい」
「宿題と遊びを両立して欲しい」
「言われなくても朝の支度を自分でちゃっちゃとしてほしい」
など、
お子さんに対しても時間をうまく使えるようになって欲しいと望むお母さんにも大切なことです
親子で時間に対して意識を持つことで、
- 宿題とゲームの時間の使い方
- テレビとお風呂の時間配分
- 朝の支度時間の短縮
につながり、良好な親子関係を築くことにもつながります。
コツさえわかれば、そんなに難しくなく誰でも簡単にできますので楽しみながらやってみましょう!
時間管理のマトリックス
「時間のマトリックス」と聞くと何か難しく考えてしまいますが1つ1つ説明するので安心してください。
まず「時間」を考える上で抑えておくことは、
「重要な事」
「重要でない事」
「緊急な事」
「緊急でない事」
を整理することが大事です。
では早速第1領域から見ていきましょう!
第1領域 「緊急で重要な事柄」
図の左上が「第1領域」です。
この領域は「重要」であり、また「緊急」なことです。
例えば、「必ずやらなければいけない事」であり、しかも「急ぎの事」です。
この領域で過ごすことが多い人は
- 「忙しい人」と見られることが多い。
- 「余裕がない人」
- いつも目の前のことに追われている
- 時間に追われている
以上に挙げた状況におちいることが多いです。
ほとんどのお母さんはこの領域にいることが多いのではないでしょうか?
「家事」に「仕事」に「子育て」。
すべて「やらなければいけないこと」であり、また「締め切り(時間が決められている)」がある。
子供の場合は
- 宿題(必ずやらなければいけないし、明日提出しなければならない)
- 朝の準備(朝、登校まえに準備し始めて焦る)
このような状況が多いのではないでしょうか?
この状況になると、親は
「モタモタしないで早く準備しなさい!」
「宿題はちゃんと終わらせたの!」
とガミガミ言ってしまいますよね。
後で説明しますが、この「第1領域」にいることが多い人は、ついつい「第4領域」と「第1領域」を行ったり来たりしてしまいます。
また気を付けなければいけないのが、
「忙しいから充実している」
「忙しいから悪くない」
と勘違いしてしまいます。
なぜなら
「やらなければいけないこと」であり、「緊急」なので
「自分はちゃんとしてる」
と思ってしまうからです。
しかしずっと時間に追われると、
「たまにはゆっくりしたい」
「ぼーっとしたい」
「テレビをみてゆっくりしたい」
など、「重要でも緊急でもない」第4領域に逃げ込んでしまうからです。
第4領域 重要でも緊急でもない
第4領域は「重要でも緊急でもない」ことに時間を使っている領域です。
簡単にいうと「生産性がないこと」、「無駄な時間」。
先ほども言ったように第1領域の事柄にいることが多い人は、この領域にいくことが多くなります。
第1領域にいるととても疲れます。
朝から家事に追われて、終わったら仕事に向かう。
仕事が終わったら、食事を作って、掃除をして洗濯物をして子供の宿題をみて、夕食の片付け。
すべてが終わって時計をみると21時~22時頃。
そこからやっと「自分の時間」。
疲れ果てて何もやる気になれず、テレビを見るかスマホを見るかボーっとした時間を過ごしてしまいます。
一見、何も悪くない時間の過ごし方に感じますが、第1領域と第4領域の行き来を繰り返していると、ふと我に返ったときに「虚しさ」を覚えてしまいます。
あまりに酷い状態になると、
「私は何のために生きているんだろう?」
と思ってしまいます。
第3領域 重要ではなく緊急
この領域にいることが多い人は
「忙しいことが好きなひと」
「人と一緒にいることが好きな人」
「誘いを断れない人」
に多い傾向があります。
「話し合いや会議で何かをやった気になる人」や「ついつい断れない友人との食事」などがそれに当たります。
自分にとって重要ではありませんが、
「相手にとっては重要」だったり、
「緊急」だったりするので、人に振り回されることが多くなってしまいます。
「忙しく思われたい人」や「八方美人の人」は気を付けないと、第3領域にいることが結構あるかもしれませんね。
では、理想の時間の使い方はどの領域なのでしょうか?
そうです!
残るは第2領域です。
第2領域 重要であり緊急ではない
この領域は、「自分で時間をコントロールする」領域です。
言い換えれば
「自分の人生をコントロールする」
と言っても過言ではありません。
ですから「4つの領域」の中でも1番大事な領域になります。
人はなかなか「緊急」にならなければ「行動」に移せません。
なのでついつい「やりたいこと」「やらなければいけないこと」を緊急になるまで「後回し」にしてしまいがちです。
そうすると、どんどん第1領域で行動する時間が多くなり、
時間に追われ、
疲れ果て、
第4領域に逃げ込む。
という流れを組んでしまうのです。
ですから、「人生を充実させ、豊かに過ごす」には
意識して「第2領域」を毎日の生活に取り組まなければならないのです。
たとえば、
「仕事のスキルアップ」
のために時間を使うことで、自分の成長にもつながるし、収入にもつながるかもしれません。
「人間関係」に時間を使うのなら、
「家族の時間」を大切にすることで、円満な家族になりますし問題も起こりにくくなるでしょう。
「家族の仲が悪くなる」と「緊急で重要なこと」になってしまうので大変です。
「自分の好きなことや趣味に時間を使う」と
日頃のストレス発散にもなりますし、自分を磨いたり、自分を高めることにもつながります。
このように
「自分の人生を充実させる」には、意識して「第2領域」を生活のなかに取り入れなければなりません。
時は金なり
「時は金なり」と言う言葉はほとんどの人が知っている言葉ですよね!
でも本当の意味で理解している人は少ないかもしれません。
この「時間のマトリックス」をお金に例えるとわかりやすいです。
第1領域とは「消費」
第1領域はお金の使い方でいうと、「消費」に似ています。
お金でいう「消費」とは、
- 現状維持のため
- 生活上必要なモノ
にお金を使うことをいいます。
たとえば
- 食事代
- 養育費
- 家賃
- 光熱費
などのことを言います。
ですから第1領域は
「生活に必要な時間の使い方」
「現状を維持するための時間の使い方」
に似ているのでお金でいう「消費」の使い方になります。
第4領域と第3領域は「浪費」
お金でいう「浪費」とは
- 可能性がないもの&暗い未来しかやってこないもの
- 不要なモノやマイナスになること
にお金を使うことをいいます。
たとえば
- ギャンブル
- 不摂生な飲食
- 不健康になる行為
など、自分にとって不利益になることです。
第3領域は必ずしも「浪費」ではないかもしれませんが、
「自分にとって必要なモノではない」
という点では「浪費」になるでしょう。
第4領域はまさしく「時間の浪費」にあたります。
ただし、「計画的」だったり、「必要最低限」であれば
「第2領域」になったりしますが、
無意識で第4領域にいるのであれば「浪費」になります。
第2領域は「投資」
お金でいう「投資」とは
- 可能性がある明るい未来を見出すため
- 大きな価値を生むため
- 成長させるため
- 現状をより良くするため
にお金を使うことをいいます。
たとえば
- 設備投資
- スキルアップのための教材
- 知識を増やす
- 趣味のため
など現状をより良くするために使うお金です。
第2領域はまさしく「投資」にあたります。
「自分の成長のため」
「自分を高めるため」
「よい人間関係の構築」
「良い結果を出すための準備」
など明るく、豊な生活を送るために使う時間です。
このように、
「時間を何に使うか」
「時間をどのように使うか」
は「お金の使い道」と同じぐらい重要なことなのです。
まとめ
「時間の使い方」は人生を左右するほど重要なことでありながらも「無頓着」であることが多いです。
また人によっては、
「自分の時間の使い方ぐらい勝手でしょ!」
と思うかもしれません。
確かに、「時間の使い方」は
「自己責任」
です。
だからこそ、意識して使わないと後悔することになります。
お金は、使って失敗したら戻ってくることもあるかもしれません。
しかし「使った時間」は二度と戻ってこないですからね!
次回は具体的に
を紹介したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
では、また!
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