どうも。

 

モリツでございます。

 

人生を豊かに、充実した毎日を送るための時間管理のお話を今までお話してきました。

1日の時間を効率よく生産的に使うには

自分を高める、充実した時間を増やす方法

家族と仕事とプライベート、あなたはどれが1番大事?

 

その時間管理をする上で大事なことがあります。

それは「価値観」です。

 

時間管理するうえで

「何を優先するのか」

「何を大事にするのか」

を判断するのは

あなたの「価値観」が基準になるはずです。

 

今日はこの

時間管理するうえでの「価値観」についてお話したいと思います。

 

 

では実際この時間管理する上での「価値観」とは何なんでしょう?

 

 

それは

「あなたの生活は何を中心に置いていますか?」

ということです。

 

たとえば

  • 家族
  • 仕事
  • 自己
  • 友人
  • お金

などです。

 

人は少なからず、

「何か」を優先させています。

 

その「優先している何か」が

あなたの「価値観」になるのです。

 

「あなたが普段、何を優先するか」で

「あなたの日常生活の傾向」

が見えてくるんです。

 

 

 

これがわかると

  • 良好な人間関係
  • 相手を尊重できる
  • 自分を理解する
  • 人生を豊かにできる

ことにもつながりますのでぜひ参考にしてください!

 

何を中心に置くかで「価値観」が決まる

「価値観」とは簡単にいうと

「その人が大事にしていること」です。

 

 

たとえば

私は「家族」が1番大事だから「家族」のことを中心に考えている。

とします。

 

そうするとその人は物事の基準は

「家族が幸せかどうか」

になりますね。

 

それがその人の

「物事の基準」=「価値観」となります。

 

また

私は「仕事」が1番大事だから「仕事」のことを中心に考えている。

という人だったら物事の基準は

「仕事が上手くいくかいかないか」が

「価値観」となります。

 

ではここで質問です。

 

ある休日、あなたは結婚記念日に家族水入らずで10年ぶりに映画に行く予定をしていました。

楽しく会話をしながら映画館に向かっていました。

向かう途中、あなたの携帯電話が鳴ります。

相手は会社の上司でした。

「なんだろう?」と思い、電話に出ると

 

「休日に申し訳ない。じつは緊急事態がおきたんだ。

今日出勤するはずだった○○が事故を起こして来れなくなったんだ。

ところが今日の仕事に限って、一人でも欠けると契約違反になってしまう仕事なんだ。

このままだと契約を打ち切られてしまう・・・・。

せっかくの休みの日に申し訳ないが、○○(あなた)にしか頼めないんだ。

頼むっ!今から来てくれないか?」

 

と言われました。

その上司は以前、あなたが大きなミスをした時にかばってくれて会社をクビになるところを助けてくれた人でした。

 

しかし、家族は家族で忙しかった自分のせいで、10年間まともに家族と出かけられませんでした。

家族の絆を深めるうえでも、家族みんなが予定を空けた日でした。

 

さてあなたは

  • 上司の頼みを断って、夫婦で映画を観に行きますか?

それとも

  • 家族に映画を断って、仕事に向かいますか?

 

どうでしょう?

 

  • 「家族」を中心に考えている人なら

「そんなのもちろん、家族をとりますよ!」

というかもしれません。

 

  • 「仕事」を中心に考えている人なら

「それは仕事をとるべきじゃないかしら」

というかもしれません。

 

  • 「自己」を中心に考える人なら

「え~~、そんなの困るよ~。難しい問題だね」

というかもしれません。

 

いずれにしても、

どの決断が正しいのか?

は意見が分かれるところです。

 

お互い言い分はありますよね?

 

これが「価値観」の正体です。

 

「価値」を何に置くのか?

 

上の例でいうと

「家族」に価値を置いている人は、「仕事」を選んだ人に対し

「結婚記念日で、10年ぶりで、久しぶりの家族水入らずの映画なのにどうして仕事にいくの?」

となるかもしれません。

 

一方、「仕事」に価値を置いている人は、「家族」を選んだ人に対し

「お世話になった上司に対して恩はないの?しかも会社の契約がかかっているのに」

となるかもしれません。

 

どちらも言っていることは

「お互い正しい」

と思っているはずです。

 

この場合だと

どちらを選んでも「正しい」し

どちらをえらんでも「間違い」

になってしまいます。

 

では、

あなたは何を中心(価値観)に置いて考えればよいのでしょうか?

 

 

その答えを探るには

  • 家族
  • 仕事
  • 自己
  • 友人
  • お金

それぞれを中心に置いた場合の、

それぞれの傾向を知る必要があります。

 

本来、上に挙げた5つ意外にも

まだまだたくさん「何を中心におくか」という項目はありますが、

ここでは普段よくある5つを取り上げてみます。

 

このそれぞれの傾向は

スティーブン・R・コヴィー著書

「7つの習慣」

を参考にしています。

 

もう少し詳しく知りたい、

興味がある

というかたは本を一読されることをおススメします!

 

家族中心の人

「家族中心」の人は、

  • 家族の状況によって心の安定が左右される。
  • 自分の家族だけの利益を追求する。
  • 「家族」の友人すら「敵」になる
  • 子供の動向しだいで安定性を失う

以上が主な傾向になります。

 

仕事中心の人

「仕事中心」の人は、

  • いつも仕事優先で物事を考える。
  • 会社からの要求によって人生が左右される。
  • 自分の存在価値が仕事の役職、または成果。
  • 「家族」は「仕事の助け」または「邪魔なもの」

以上が主な傾向になります。

 

自己中心の人

「自己中心」の人は

  • わがまま
  • 自分の利益のみ
  • 成長しない
  • 他人への貢献に無関心
  • 「家族」は自分の所有物

以上が主な傾向です。

 

友人中心の人

「友達中心」の人は、

  • 「自分の行動が友人たちに受け入れられたかどうか」が意思決定の基準。
  • 他人の価値観に振り回されることが多い。
  • 友人に裏切られると、強く動揺する。
  • 社交的であるかないかが重要。
  • 「友人」が「敵」に変化した時すら、「敵」が生活に影響を与える存在。

以上が主な傾向です。

 

「お金中心」の人

「お金中心」の人は、

  • 収入額や資産額が自分の価値。
  • 「お金のためなら仕方ないだろう」という言い訳を信じている。
  • お金に依存するあまり、無くなる恐怖にかられる。
  • 自分自身に自信を持てない。

以上が主な傾向です。

 

何を中心にすべきか?

ざっとですがそれぞれの傾向をみてきました。

 

「で、結局、何を中心に置くのが正解なの?」

と思われたかもしれません。

 

「なんかどれを中心に置いても良くない感じもしたけど・・・・」

と思った人もいるかもしれません。

 

そうなんです!

 

 

どれを中心に置いても、歪みがあるんです。

 

では何を中心するのか?

の答えは

 

 

 

 

 

「原理原則」です。

 

「なんじゃそりゃ」

と思われたかもしれませんね!

 

それでは「原理原則」について分かり易く説明しますね。

 

原理原則とは

「分かり易く説明しますね」と言ってはみたものの、

実は「原理原則」を説明するのって難しいんです(;^_^A

 

私の拙い表現力で出来る限り説明しますが

「原理原則」とは

  • どこへ行っても
  • どんな場所でも
  • どんな人でも
  • どんな時でも

「全人類共通のものであり、不変であり、一貫しているもの」

であります。

 

例えば「重力」がそれにあたります。

 

「重力」は

  • どんな人にも
  • どんな所でも
  • どんな時でも

作用します。

 

「アノ人だけ重力が2分の1らしいよ」とか

「ヒマラヤの奥地に重力が3倍のスポットがあるらしいよ」とか

「じつは深夜2時33分に一瞬だけ重力がなくなるらしいよ」

なんてありませんよね!

 

また「原理原則」は

あなたの都合良く変わったりもしません。

 

「体重測るときに一瞬だけ2分の1になってほしい」とか

「ビルが火事になって逃げられなくなったときには重力はなくなる」

そういうことはありません。

 

地球上で生きている以上、必ず、問答無用で作用すること

それが「原理原則」です。

 

もっというなら

「原理原則についての論争は一切時間の無駄」

とも言えます。

 

「重力は良いものか悪いものか?」

なんていう論争は無駄ですよね?

 

だって良かろうが悪かろうが

「ある」んですから。

 

もう少し「原理原則」のほかの例を出すと

「リンゴの木はリンゴがなる」。

ということです。

 

「あそこのリンゴの木はミカンがなるらしいよ」

なんてことは無い。

ミカンがなるのならミカンの木なんです。

 

ひまわりの種からはひまわりしか咲かない。

ヘチマの種はヘチマがなる。

 

「原理原則」とはこのように

「一切の例外を許さず作用する」ことです。

 

原理原則を中心に置くとは

私たちは不確かなものを中心に置くと、

人生から“安定性”がなくなります。

そして、安定性がないがゆえに、

ますますその不確かなものに固執してしまうのです。

しかし、一貫した不変の“原則”を人生の中心に置けば、

私たちは、いかなる状況にも揺るがない土台を築けます。

土台が安定していると、何かにかたよって固執することがなくなり、

ケースバイケースで臨機応変に柔軟に対応することができるようになります。

 

それが

「原理原則を中心にする」ということです。

 

と言われてもまだ分かりにくいですよね?

 

 

ということで

実生活のなかで「原理原則」とはどんなことがあるかみてみましょう。

 

  • 人間は、幸せな人生を実現するために生まれてきた
  • 全ての結果には原因がある
  • 人生に起きる出来事は、自分の成長のために必要である
  • 人は皆、一人として同じ価値観の人はいない。
  • 自分のことを理解してほしければ、まずは相手のことを理解する
  • 自他共に良い結果にならなければいけない。

 

このように

「原理原則」とは何か?

という目線で生活するだけでも大きな一歩です。

 

そして自分のなかで

「腑に落ちた、理解できた原理原則」から

中心に置いてみてください。

 

全然焦らなくて大丈夫です。

 

そして「原理原則」を中心に行動が出来なかったとしても気にしないでください。

 

こんな私もしょっちゅう忘れたり、出来ない事があります。

 

でも、やり続ける事で勝手にできるようになってきます。

 

なぜなら

「忘れてしまう」

「出来ない時もある」

「徐々にできるようになる」

ことすらが「原理原則」だからです。

 

なんか屁理屈みたになっちゃいましたが

とにかく

「原理原則を中心にしてみよう」

という気軽な気持ちで始めてください。

 

1カ月後、3か月後、半年後、1年後、

必ずあなたに良い変化が起きますから。

 

まとめ

最後に、

「原則中心」にすると

この記事の最初に質問した状況であなたはどんな決断をするのでしょうか?

 

「原則中心」で考えると

  • 上司の気持ちを考えます
  • 家族の気持ちを考えます
  • 自分の気持ちを考えます
  • 代替え案がないか考えます

どれかに偏るわけでなく、最も良いと思われる解決策をあなたは出すでしょう。

 

その結果、

もしかしたら「ほかのもの」を中心にした結果と同じかもしれません。

 

しかし重要なことは

「原則を中心において考えたか?」

の方が重要なのです。

 

結果が同じでもあなたの内面が違います。

  • 他人や状況に惑わされないという、自分への自信。
  • その時点でもっとも長期的である最善策を導き出したという自信。
  • 本当の意味で「家族」「仕事」に対して真摯に向き合ったという自信。

永遠不滅の「原理原則」から導き出したあなたの行動は

あなたに「心の安定と自信」を与えるでしょう!

 

 

焦らず、楽しみながら

「原則中心」の生き方を始めてみてください。

 

 

私もまだまだですが一緒にがんばりましょう!

 

それでは今日はこのへんで。

 

 

ではまた!